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"618” 中国ECショッピングの2大イベントセールの一つ!毎年6月18日

更新日:2021年6月24日

 中国のECサイトの大規模なイベントセールは、ニュースなどで耳にしたこともあると思います。特に毎年11月11日(独身の日)に開催されるダブルイレブン(W11)と、6月18日の(618)、この2大イベントが有名です。

 2020年のW11では開始から数分後に流通総額1兆円越え、開始から30分でアリババ(淘宝天猫)だけで5兆9千億円を超え、JD.comと合わせて約9兆円の、とんでもないショッピング祭です。ちなみに2020年の楽天の国内EC流通総額が1年で約4.5兆円なので、日本の最大手ECモールの1年分以上の額を30分足らずで突破します。


“ W11 ”は、2009年に阿里巴巴集団が11月11日の独身の日に「独り身ならネットショッピングを楽しもう!」ってスローガンで、大規模セールをおこなったのをかわきりに毎年開催されるようになりました。

“ 618 ”は、もともとJD.com(中国大手ECモール京東)が仕掛けたアニバーサリーセール(6月18日がJDの創立記念日)です。

現在では、中国国内のネットショップがW11と618に大規模セールをおこなっています。


 今回(2021.06.18)の618で購入した物を一部紹介しながら、今後のブログで簡単な購入攻略など、お伝えしていこう思います。このブログページの一番下の「メルマガ登録」で、ブログの更新通知やニュースースレターをお届けします。


中国のECサイトだし、中国語はわからないし、購入できないし・・・と思っている人も

実は、「習うより慣れろ」で、意外と簡単なので、まずはサイト上で商品の検索ができるようになって、ユニークな商品や、便利で楽しいグッズを見つけてみましょう!

上の618のバナー画像にも大きく「海外輸送費6,18掛け(38.2%OFF)」と打ち出しているようにJDもTmallも今後は越境ECで、海外への商品発送が更に便利になってくると思います。

 

 商品の検索は、adidas、NIKEのようにブランド物なら、ほとんど英語表記で検索できます。探したいジャンルがあれば、日本人なら漢字で、「服」「靴」「鍋」のように検索窓に直接入力する必殺技も使えますが、あらかじめgoogle翻訳 などで、単語を調べておいてコピペするのが一番有用です。さらに、中国のECサイトには検索窓に画像検索機能があるので、探したい物の写真(品物だけが写っている画像が好ましい)から画像検索が可能です。

検索窓の中にカメラのアイコンがあるので、そこから画像検索できます。

 

アリババ系の天猫(Tmall)、淘宝(taobao)と、京东(JD)は中国の2大巨頭ECモールです。この三つのECサイトの違いをざっくりまとめてみました。

淘宝(taobao)タオバオ

もはやタオバオには売っていない商品は無い!と言われるほど、ありとあらゆるモノが売られています。ベンダー(売り手)は個人や中小企業で、C to Cスタイルで2003年にアリババ集団が設立した大型ECプラットホームです。

洋服、アクセサリー、ガジェット、コンピューターのハードウェアなど約8億の製品があり、比較的低価格で、ペットや中古品なども購入できます。

ニセモノや、コピー商品も多いため品質にバラつきがありますので、消費者は店舗の信用度を示すバッチや、クチコミ評価、取引実績数などを見分けて上手にお買い物をしています。

近年では若い世代のタオバオ出店者たちの意識の向上で、タオバオでも良品が買えるというイメージの回復により、衣料品、靴、カバン、日用雑貨など、「こんなのあったら便利だな」って、アイデアグッズやユニークでお洒落な商品がどんどん増えています。

天猫(Tmall)ティーモール / テンマオ

Tmallは2008年に同じくアリババ集団が設立したハイエンドユーザー向けの商品やサービスを展開するBtoCのECプラットホームです。 高額な保証金と厳しい審査に通った企業が管理する店舗だけで、個人は出店できません。

企業、ブランド、メーカーが公式オンラインショップとしてテンマオに旗艦店を出しているので、消費者はタオバオより安心してブランド品や海外輸入品を購入することができます。

GOLDFISHでも、アフターサービスやメーカー保証が必要な高額な機材など、いつもTmallのメーカー旗艦店から直接購入しています。

Tmallの中には天猫超市という日用品や食品などが購入できる国内消費者に便利なネットスーパーもあり、即日、翌日の配達に対応しています。

618で、adidas新作モデルのNMDジュニアサイズ(自分の子供用)のスニーカーは通常値段が高いのですが59%OFFで購入しました!欲しかったサイズがモタモタしている間にSOLDOUTになり、毎年こんな風に失敗するので、スポーツ、アパレル用品は要攻略です。

京东(JD.com)ジンドン

JD.comの焦点はテクノロジーにあります。これは、TmallとJD.com2つのターゲット市場が異なることを意味します。消費者は通常、衣料品、化粧品、食品を購入するためにTmallに行きますが、家電製品や電子機器はJD.comが最初の選択肢です。

企業や、ブランド、特に電子機器メーカー、家電メーカーは、TmallとJD.comの両方に公式旗艦店を出しています。飛行機のチケット、旅行、不動産から自動車など、いろんなサービスがネット上で販売されています。配送システムはAlibabaのTaobaoやTmallとは異なり、JD.comは同日配達する最先端のインフラストラクチャーを備えています。偽造品が殺到する市場で製品の品質保証にも力を入れており、中国大手SNSのTencenと提携しデーターベースを統合することで、売り手も買い手も便利なマーケティングを構築しています。

JD.comは、越境ECとして中国eコマースの世界への玄関口であるだけでなく、このプラットフォームにより、国際企業は中国に実店舗を開くことなく、中国の消費者に製品を販売することができます。



GOLDFISHでは、今後も中国のEC事情をブログで配信していこうと思います。


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