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「雲間粮倉」上海松江区の注目スポット

 始業式前の14日間、小・中学生とその家族、学校関係者は市街地に出られないことになっている上海(2021年8月末現在)。ということで、上海市内にいながらにして旅行気分を楽しめるスポットが注目されています。

 その一つとしてこの夏話題になったのが「雲間粮倉」。場所は上海の松江区です。遠そうに感じますが地下鉄圏内で、ここから徒歩圏内には松江で働く日本人が集う普照路も。歩き疲れたら日本料理店で飲んで帰ることも可能です。


メインの巨大サイロ

 「雲間粮倉」とは、1950年代に建設され90年代まで使われていた穀物倉庫と小麦粉工場の敷地こと。「雲間」とは、松江の別名だそう。この約3000平米の敷地を2020年にリノベーションしたスポットです。


 敷地内には巨大なサイロや古い倉庫など数10棟の建物があります。建物の大きさを生かした、インパクト大の壁画も話題。SNS映えする写真を撮れる場所としても人気のようです。



 これらの建物のなかには、ギャラリーなどの展示施設のほか、意外や市民プールなども入っているので、上海市民にとっては子供達を連れて行くのにもぴったり。南側を流れる運河ではカヌーの体験スポットがあり、夕方以降はバーベキューを楽しめるエリアもあります。


 ほかのアート系リノベーションスポットとの違いは飲食店の充実。上海最大のビアバーとも言われる「啤酒阿姨」の支店や、今年5月にオープンしてすぐに松江でもトップクラスの網紅(SNSで特に話題の店)レストランになった「古倉」も有名。ほかに庶民的な日本料理店も見つかります。

 ビールやバーベキューならこれからの季節にもぴったりな感じ。タクシーだと市街地まで200〜300元かかってしまうので、地下鉄の終電を気にしつつ飲みに行くのも新鮮かもしれません。



Data 上海市松江区松匯東路327号 地下鉄9号線「酔白池」駅から徒歩20分
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