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「城市集市」90年代の提籃橋界隈がデパ地下に! 北外灘来福士

更新日:2021年10月1日

今年の夏、上海でもっとも注目された新しい複合モールといえば「北外灘来福士」なのではないでしょうか。「香港国際金融中心」や「あべのハルカス」などの高層建築のデザインで知られる建築家、シーザー・ペリ(2019年死去)が手がけたビルです。2021年7月にオープンしたばかりですが、2棟のメタリックなオフィスビルは既に北外灘エリアのランドマークとして風景に馴染んでいます。


異世界への入り口。最新のビル内とは思えない雰囲気

この地下2階にオープンし、上海中の中高年層の心を鷲掴み中なのが今回ご紹介する「城市集市」。30年前(90年代)の北外灘エリアの住宅街や路地を再現したグルメフロアです。

 木造の古民家がずらりと並び、窓からは洗濯物が干され、戸口の前には上海牌の黒い自転車が無造作に停められています。ほかにも、当時このエリアにあったという名物市場「三角地小菜場」の看板や新聞売り、長距離電話のスタンド、ブラウン管テレビ、二層式洗濯機、ラジカセ、パンダ型の陶器のゴミ箱なども。




 目に入るものすべてが、10年くらい前まではあった気がするけれど、いつのまにか上海の街から消えてしまったと思うものばかり。一角に設置されたレンガ造りの卓球台では、少女時代を思い出したお母さん方が童心に戻って卓球を楽しんでいるシーンも見られました。


 テナントとして入っている飲食店は、「大壷春」「提籃橋老攤頭葱油餅」「鮮得来」など、庶民の味をメインにした老舗が主。これらの店を目当てに、平日でもフロアの入り口に行列ができていることもあります。


 そんなレトロな雰囲気に浸りながら散策できる「城市集市」ですが、一気に2021年の現実に引き戻されてしまうのがワクチン接種コーナーの存在。こちらも昔の街の診療所を再現したレトロな佇まいになっていて、いつでも誰でも予約なしで打つことができます。「変わった場所で打ちたい」という方にはお勧めかも?


Data 上海市東大名路999号「北外灘来福士」地下2階 地下鉄12号線「提籃橋」駅に直結
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