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最先端の図書館が開館「上海図書館東館」

 2022年もさまざまな施設がオープンした上海。「武夷MIX320」や「M+馬利」など、個性的なリノベーションスポットも増えました。そんななか、下半期に注目されたのが秋にオープンした「上海図書館東館」。上海科技館と出入国管理局に挟まれたエリアの、あのビルです。原型はかなり前からできていましたが、なかなかオープンしないなと思っていた人、多かったはずです。


9月28日オープン。入館は無料ですが、ミニプログラムでの事前予約が必要

 まずはスペックから。築面積は11.5万平米で、図書館としては中国最大とのこと。7階建てで、閲覧用の席数は6000。年間400万人の利用を見込んでいるそうです。本のジャンル別に22の閲覧室が設けられており、子供向け、視覚障害者向けのコーナーも。ほかに講演会などを開催できるホール、カフェスペース、アート展などを開催できるスペースなどがあります。



 建築デザインは、「浦東サッカースタジアム」、電気自動車のショールーム「NIO House」など、中国で先進的な建物を多く手がけているデンマークの建築事務所「SHL」。どこか北欧らしさを感じる、フラットで広々とした読書空間が広がっています。さらに、閲覧用の椅子はコンスタンチン・グルチッチ(ドイツ)、ハリ・コルホーネン(フィンランド)など、読書や勉強に適したデザイナーズブランドで統一されています。なので、館内を見て歩くだけではなく、ぜひ仕事や本を持って、椅子の座り心地を確かめに行くのがお勧めです。



本の貸し出し、返却はもちろんスマート化、非接触型になっており、タッチパネルとスマホ(図書館のミニプログラム)で借りることができます。返却時は、書籍を専用窓口に入れるだけでOK。機械が本のバーコードを読み取ると、ミニプログラムに返却済みの通知が表示されます。探したい本がある場合は、フロアに設置されたロボットに書名や作家名を伝えればOK。その棚まで連れて行ってくれます。ほか、書籍の消毒ボックス、音読をしたい人や、電話がかかってきたときのための防音席などもありました。



 日本人的にうれしかったのは、日本語書籍の充実度。目視ですが数1000冊はあったと思います。料理や健康などの実用書、小説の文庫、デザインなどの専門書などが豊富。若干、日本の古本屋から仕入れた感はありますが、ベストセラーもひと通り揃っていました。



 これらがすべて無料で利用できるのがとにかくスゴイ。近所ではないのが残念ですが、静かな空間で一日気合を入れて仕事したいときは、カフェやコワーキングスペースではなくこの図書館を利用したいと思っています。

 

上海図書館東館 上海市浦東新区迎春路300号 9:00-20:30
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