top of page

「前灘太古里」2021年現在、大進化中のエリア | 上海

 ここ最近、「第二の外灘になる?」という噂になりつつあるのが「前灘」と呼ばれるエリアです。

 場所は、世界水泳やフィギュアスケートの国際大会が開催されたスタジアム「東方体育中心」の周辺一帯。オフィスビルやマンションが続々建設され始め、ここ数年は行くたびに風景が変わっている状態です。


 いち早くオープンした複合モール「晶耀前灘」には、先月日系スーパー「APITA」系列だという「Apio」がオープン。近未来的で生活感のなかったこのエリアですが、今後は居住エリアとしても注目されるのかもしれません。


 そして、9月にオープンを控えている「前灘太古里」はこの一帯のランドマーク的モールになりそうな予感。面積12万平米の低層モールで、外資系のブランドショップや話題の飲食店が多数オープンするそうです。

 普通、ショッピングモールはある程度内装工事が終わるまで囲みができていますが、「前灘太古里」は屋外散策エリアが多いとのことで、6月23日から一部を「公園」として開放中。キッチンカーやポップアップストアが出ていて、グランピング気分を楽しめるエリアなどもあり、休日は賑わっています。

内装工事中のディオールの前で酒
内装工事中のディオールの前で酒

自由に座ってくつろげるグランピングスペース
自由に座ってくつろげるグランピングスペース

 真ん中にある、波打った円形のオブジェはベンチとのこと。ロンドンのデザインフェスティバル(2019年)に、ポール・コックセッジが出した作品です。座ったりハンモックのような体勢で寝転がったりできるデザインだそう。

 まだ梅雨明けしておらず(6月29日現在)、かといって晴れるとものすごく暑い上海。「前灘太古里」がオープンする秋以降、爽やかな気候になったら、このベンチで新しい高層ビル群をぼーっと眺めるのもいいなと思いました。


「前灘太古里」の敷地内。ポール・コックセッジのベンチが真ん中にある
「前灘太古里」の敷地内。ポール・コックセッジのベンチが真ん中にある
Data 上海市楊思西路×東育路 MAP 地下鉄6、8、11号線「東方体育中心」駅から徒歩約3分


閲覧数:484回
bottom of page