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上海ロックダウン解除後の街を歩いてみました。

 2022年5月中旬以降、ようやくロックダウンが解除され始めた上海。が、現時点(5月29日)でも解除されていない地域は多く、外出の条件も地域によって異なるようです。


武康路の様子。遠出が制限されているため、近所で集えるストリートが人気

 私が住む地域は比較的自由。外出可能な時間は3時間ですが、時間を測っている係員がいないため実質何時間でも構わない感じ。「一世帯一人まで」という規定もありますが、家族連れで散歩する人も多く、それを咎める様子もありません。ただ、まだすべての店舗がオープンしているわけではなく、飲食店はECのみ対応ということで、立ち話は路上で。犬たちも久々の散歩を楽しんでいます。



 ただ、5月27日(ロックダウン後初の週末)の夜、近所の安福路に久々の再会を楽しむ人たちが集結し、ちょっとした騒ぎに。在住外国人が多いおしゃれなエリアということで、ちょっと遠出したいと考えた区外の人もシェアバイクで乗り付けたよう。コロナ前のバンコクのカオサンのような雰囲気になったため、翌日の28日から安福路だけ通行止めになってしまいました。



 また、復工(それぞれの職場に人が戻り、仕事がスタートすること)前の今だけの光景といえば、路上散髪。庶民的な床屋からオシャレ系まで、美容師たちが外で業務を開始。既に誰も気に留めないほど街に馴染んだ光景になっています。中には路上マツエクサービスを展開している強者まつ毛サロンも。時間通りにお店を閉めたり、政府の決めた通りに屋外でマスクを外したり……という日本では考えられないかもですが、上海の人は逞しく生活しています。



 が、日常が戻るのは早くて7月とも。学校は6月に再開されるそうで、毎年6月の高考(大学入試)は7月に延期さたとのこと。上海を離れる地方出身者も多いようです。

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