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マクドナルドの新社屋 「Hamburger University」

 2021年10月、西岸エリアにマクドナルド中国本社の新社屋が完成しました。キューブが重なり合ったような建物は通称「巨無覇魔方(ビッグマック・ルービックキューブ)」。ビル全体がLEED(プラチナ級)認証を得たエコ建築だということも話題になっています。

 

 館内には、約600人の社員が働くオフィス、商品開発や品質検査を行う施設などが入っているほか、シカゴ、ロンドン、東京などの主要都市に置かれている「Hamburger University(ハンバーガー大学)」が入っています。マクドナルド独自の人材育成をおこなっている教育機関だそうで、ここでは今後5年間で75,000人の人材を育てる計画があるとのこと。既に昨年10月に授業がスタートしているそうです。





 

 そして、階下には私たち一般消費者も利用できるスペースが。1階には、「中信書店」とコラボしたマックカフェが入っています。子供たちが自由に絵本を読んだり遊んだりできるスペースになっており、子供が騒いでも泣いてもOK。インテリアがチーズバーガーカラーでまとめられていたり、よく見ると柱がポテトだったりと、発見も楽しめるフロアになっています。



 2階には700平米の上海最大店舗が入っています。こちらは打って変わって大人っぽい空間。パソコンを持ち込んで仕事したり、本格的なミーティングをしているビジネスマンもちらほら。オーダーは、スマホか入口のタッチパネルのみなのでレジも並びませんし、「ちょっとコーヒーだけ」でも静かにストレスなくくつろげる空間になっています。


 従来の上海市内のマクドナルドのイメージとはまったくの真逆。次回はパソコンと仕事を抱えて来ようと心に決めたほどでした。朝7時オープンとのことなので朝活にもいいかも。ただし、メニューは一般的な店舗と同じです。

 

Data

上海市龍騰大道2121号

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