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「上海天文館」世界最大級の天文ミュージアム


月面探査機「嫦娥」の模型。月での活動を紹介

 9月17日、中国の友人宇宙船「神舟12号」が無事地球に帰還し、搭乗していた宇宙飛行士たちが一躍時の人となりました。その後も宇宙への関心は高まっていて、夏にオープンしたばかりの「上海天文館」も土日や国慶節の連休中は入場券の予約がまったくできないほどの人気。「ほとぼりが冷めるまで無理かも」と思っていたのですが、運良く平日に空きを見つけて入場することができました。


 「上海天文館」があるのは、上海最東端の海辺と円形の人工湖からなる再開発エリア。最寄駅は地下鉄16号線「滴水湖」駅です。博物館周辺は公園とウォーキングコースになっていて、実際に観測を行っている天文台も点在。まわりにはまだ商業施設や食堂、コンビニさえもないので、夜は恐らく天体観測にぴったりの真っ暗な一帯が広がるのでしょう。



 博物館は築面積37,700平米という巨大さ。館内には、世界の天文学史、中国の天文学史に関する資料、地球と太陽、月の距離を体感できるイマーシブな空間、冒頭で紹介した中国の宇宙開発に関する展示(宇宙船の内部に実際に入れたり、中国の宇宙食を紹介するコーナーも)などが。ここまでをじっくり見ると軽く2時間ほど経ってしまいます。


 ほか、この日は予約できなかった8K映像で宇宙を解説する巨大球体シアター、子供向けの遊具スペース、ピザがメインのダイナー「ザ・ギャラクシー・ステーション」なども。一角にはライブ配信を行うスタジオがあり、今後は日食や月食、流星群などの天体イベント、ロケット打ち上げ時などに専門家を招いて配信を行っていくようです。


 予約が取れて入場できたとはいえ、この日はどの展示エリアもギュウギュウの大混雑。次回は、熱が冷めてきた頃を狙って静かな空間で宇宙についてじっくり考えたいなと思いました。




Data 上海市浦東新区臨港大道380号 地下鉄16号線「滴水湖」駅から徒歩10分
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